デイサービスセンターちゃぼ+グループホーム弥生所在地 岐阜県揖斐郡池田町宮路字段原1175 |
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濃尾平野を一望できる緩やかな傾斜地に平屋建てで、かつ建物の高さを極力押さえて水平性を強調した建築造形が、一見して空中に浮遊する建築体を具現化している。 プラン構成はデイサービス部門とグループホーム部門がひとつ屋根の下で併設した施設である。したがって建物全体から必要な部分(諸室)を切り取っていた ような空間取りがなされ、いわゆる分割の手法が基本に設計されている。 デイサービス部門では間仕切り壁を極力設けないようにし、室内全体がどこからでも見渡せるようにオープンに繋がった内部空間となっている。このためリビングスペースやダイニングスペースは物理的にも視覚的にも有機的な繋がりが形成され、家庭的な雰囲気を醸し出している。 一方グループホームのスペースは、矩形の大きな中庭を取り囲むようにゆったりとした媒体空間(通路・談笑スペース など)がとられ、それに接するように9個の個室が配置されている。この個室の配置方法は、建物全体を規定して構造グリッドとは異なった角度を持った個室単位のモジュールのグリッド上に配され、内部空間では通路的な見通し効果はないが、個室前にできる余白が曖昧でありながら個々のプライバシーを維持する のに効果的になっている。また、ウッドデッキが外周にも効果的に回され、内部と外部とが融通無碍に連結され、デイサービス部門とグループホーム部門との連続と遮断の機能を果たすのに有効である。 ( 中 森 勉
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