40m×65m×天井高20mのアリーナを持つ大構築物を、地下に埋設することなく美しく消し去られたデザインに敬意を表したい。 又、メインアプローチ脇に置かれたサブアリーナの方型も、メインアリーナ(銀の丘)、付属棟(緑の丘)に対置して妙。40m×35m×13mの立体もメインアリーナの銀の丘に共鳴か。 三者によって構成されたアプローチはすばらしい空間となっている。
 内部に入る、メインアリーナの放射状に置かれた鋼管群により軽々と支持された三次曲面の天井を持つ大空間は、近代技術の粋を感じさせるのに充分である。施工者の技術と御苦労を称えたい。
 又、メインアリーナのダブルスキンに造られた屋根、サロン等、外部からの影響を少しでも排除できる様、設備的にも環境に充分配慮された良い建物である。
( 田 邉 尚 美 )
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